2007年06月04日(月) [長年日記]
- もう6月ですか。
■ [vim] ftpluginを使えるように
以前svn-diff.vimを使おうとしたが動かなくてそのままになっていたのを今日動くようにできた。
svn-diff.vim はftpluginという種類のプラグインだが、デフォルトだとftpluginは動かないようになっているようだ。filetypeのヘルプにある
filetype plugin indent on
という設定(なんとなくindent機能もオンにした)を .vimrc に書いたら、svn-diff.vim が使えるようになった。
■ やること
- 年金
2007年06月05日(火) [長年日記]
- 久〜しぶりにスーツを着た。相変わらずズボンきつきつ。なんとかせねば。
■ [c++] コンストラクタ内で例外がthrowされたときのメンバの破棄処理
class X { public: X(); ~X(); private: A a; B b; };
というクラスのコンストラクタX()内でメンバaの初期化に成功した後メンバbの初期化中に例外が発生したらメンバaのデストラクタは呼び出されるのか、というのがよく分からなかったのでメモ。
C++ FAQのFAQ 26.06に、aのデストラクタはちゃんと呼び出される旨書かれていた。そこに載っていた例と同じようなコードで試して、確かに呼び出されていることを確認した。コードもメモ。
#include <iostream> #include <stdexcept> using std::cout; using std::endl; class A { public: A() {cout << "A constructor" << endl;} ~A() {cout << "A destructor" << endl;} }; class B { public: B() { cout << "B throw runtime_error" << endl; throw std::runtime_error("in B"); } ~B() {cout << "B destructor" << endl;} }; class X { public: X() : a(), b() {cout << "X constructor" << endl;} ~X() {cout << "X destructor" << endl;} private: A a; B b; }; int main() { try { X x; } catch (std::runtime_error e) { cout << "caught: " << e.what() << std::endl; } }
実行結果は
A constructor B throw runtime_error A destructor caught: in B
となり、Aのデストラクタは呼び出されている。ただし、main内でXのインスタンス生成処理をtryで囲まないと
A constructor B throw runtime_error terminate called after throwing an instance of 'std::runtime_error' what(): in B アボートしました (core dumped)
となり、Aのデストラクタ呼び出しのメッセージは出力されない。
プログラミング言語C++第3版内からその旨書いてあるページを見つけようとしたけど見つけられず。C++ランゲージ クイックリファレンスには、「6.3.4 コンストラクタ」節に
初期化中に例外が送出された場合は、生成が完了しているオブジェクトのデストラクタだけが呼び出される。
と説明があった。
■ やること
- 年金
2007年06月07日(木) [長年日記]
■ [life] 落としたボタンを見つけられた
職場に着いて、シャツの袖のボタンが取れていることに気付いた。席の周りやフロアで立ち寄った場所を探したが見つからない。電車の中で取れてしまったのだろうと諦めていたが、昼食時に外へ出る際、1階の階段の所で落ちているボタンを見つけた。わーい。
拾ったボタンはズボンのコインポケットに入っているということを忘れないようにメモ。
■ やること
- 年金
2007年06月20日(水) [長年日記]
- 単調な毎日。今の仕事は仕様書を書くだけなので退屈。
■ [life] 個人型確定拠出年金の申し込み
思い立ってからはや半年、やっと行動を開始し、本日、証券会社へ行ってきた。が、手続きはまだ完了せず。
調査と資料請求は少し前にやっていたのでそのことをメモ。
■ 運用商品の選定
年金をどこの会社のどの商品で運用するかを決めないといけない。商品には色々な種類があるが、まず大きく元本確保型とそうでないもの(主に投資信託)に分けられる。で、第三十回 「日本版401k」の効能と使用上の注意の
確定拠出年金の運用に関する、見落とされがちだが、最大のポイントを一点指摘しよう。それは、「確定拠出年金の運用を、個人の資産運用全体の一部として認識して、全体を最適化する」という考え方だ。
というのを読んで、確定拠出年金に元本確保を組み入れる必要は無いと判断。また、確定拠出年金の優遇措置を生かすためになるべくリターンの大きいもの(リスクの高いもの)で運用すべきだろうと認識した(リスクの低いものは確定拠出年金以外の所で運用すればよい)。
なので100%投資信託で運用することとするのだが、投資信託にも色々種類があって、どうやら国内株式/海外株式/国内債券/海外債権の4種類がメインのようで、更にこれらのそれぞれにアクティブ型とパッシブ型という分類があるみたい。株式と債権では株式の方がリターンが大きく、アクティブ型とパッシブ型ではアクティブ型の方がリターンが大きいようである。しかし、投資信託には信託報酬と言う名の手数料がかかり、これはリターンが大きいものほど高くなる。
おれはリターンが大きく信託報酬の安い投資信託を探したい(当たり前か)。どこかに一覧表があればいいのだけれど、そんなものはなさそう。運営機関の一覧は国民年金基金のサイトにあるが、たくさんありすぎてとても全部は見られない。また、ウェブ上では商品の内容を公開していない会社がたくさんあるようで、詳細を知るには資料請求しなければいけなかったりする。公開した方が客が集まると思うんだけど、なんで非公開にしているのかなあ。で、個人型確定拠出年金を徹底比較!とか確定拠出年金向け投資信託で手数料競争激化 とかかくていきょしゅつねんきん【確定拠出年金・401k】とかを見て、あいおい損保がいいのかなあと思ったけれどウェブサイトでは商品の詳細を見つけられなかったので諦めて、岡三証券を見てみたらこのページに運用商品のラインナップがあって、これの「すみしんDCマイセレクション75」(信託報酬0.336%、国内株式50%海外株式25%国内債券17%海外債券5%その他3%)が信託報酬とリターンとバランスがよさそうだと判断し、とりあえずこの商品に100%でいいや、ということにした。
あー、あと、投資信託商品はモーニングスターのファンド検索ページで検索できることを知ったのでメモしとかなきゃ。確定拠出年金の商品も普通の投資信託も全部検索できるみたい。ここで「すみしんDCマイセレクション75」を調べると住友信託銀行やみずほコーポレート銀行でも取り扱っているようだが、これらの会社もウェブサイト上では詳しい情報を見つけられない。
■ 岡三証券に資料請求
岡三証券のサイトには資料請求のページがあったので、こりゃ便利だわいとフォームに入力して「メール送信」ボタンを押したらメーラーが立ち上がってびっくりがっくり。しかも本文が文字化けしているし。岡三証券のやる気に不安を感じるも、また別の会社を検討するのも面倒なので文字化けを直して資料請求のメールを送信した。
数日後、郵便で資料が到着。が、運用商品の信託報酬が書かれた資料が含まれていない。信託報酬ってのは秘密にするのが普通なのだろうか。まあウェブサイトにはあるからいいのかもしれんが。
銀河ヒッチハイク日記に岡三証券へ申し込む話が書かれていて、この人は電話で資料請求したら返信用封筒が同封されていたようだが、おれの資料には返信用封筒も入っていなかった。だから直接窓口に行くことにして、今日行ってきたのだ。
■ 岡三証券へ行く
証券会社なんて行くの初めてでドキドキ。受付の人に個人型401kの申し込みをしたいと告げると、奥のカウンターで待つように言われ、パーティションで区切られたスペースで待つ。お茶を出して貰えた。暫く待つとおじさんが出てきて名刺をくれた。肩書きは管理部長。やけにVIP待遇だなあ。
どうも、個人型確定拠出年金を担当する丁度いい人がいなくて仕方なく部長が出てきたみたいな感じだった。401kを申し込みたいとはどういうことですか、みたいな聞き方をされ、資料請求をして申込書を書いてきたのだということを説明すると、資料と言うのはどこから送られてきたものですか封筒があれば見せてくださいと言われ、封筒を見せると、本社の担当部署に問い合わせるから暫く待ってくださいということになり、結局、この窓口では処理できないから申込書を本社に送るので本社からの連絡を待ってくださいというような話になった。そうですか。
というのが現状。
■ やること
年金
2007年06月26日(火) [長年日記]
■ [life] 図書館へ行く
日曜日に行って、
- ヘル (筒井康隆)
- サッカーマガジン 2007.3.27 「「ストライカー」を撃て!」
を借りた。リサイクルコーナーというのがあって図書館で不要になった本が無料で提供されていた。その中に岩波講座 ソフトウェア科学のシリーズの本が何冊かあって、そのうちアルゴリズムとデータ構造と数値処理プログラミングを貰ってきた。読むかどうかは分からないけれど。
あと、帰りに本屋でクレイモアの12巻とModern C++ Designを買った。
■ 新聞メモ
6月26日の産経新聞より。
国の借金834兆円
「景気回復による税収増を背景に、18年度の新規国債発行が大幅に抑制」され、「財政融資資金特別会計から繰り入れた12兆円を国債償還に充てた」りしたのに、債務残高は「前年3月末に比べ6兆8981億円増加し、過去最高を更新した」とのこと。国民一人当たりに換算したりもしているけれど、そんな換算は無意味だからやめればいいのに。
債務残高の推移を知りたくなったので少し調べると、財務省サイトの国債関係諸資料のページに「最近20年間の各年度末の国債残高の推移」という資料があった。債務の内の普通国債についてしか分からないけれど、これを見ると、20年前の普通国債残高は145兆円で、これが平成18年度は532兆円だからどんどん増えているのだなあ。
グラフはこの資料を元に作ってみたもの。
■ やること
- 家賃
- 岡三
- 入庫
- スーツをクリーニング屋へ
- ズボンを洗う
2007年06月27日(水) [長年日記]
■ [web] 202とRetry-After
WEB+DB PRESS vol.39で、HTTPの「202 Accepted」というステータスコードが紹介されていたのでメモ。
リクエストは処理のために受け入れられたが、処理は完了されていない。
このレスポンスによって返されるエンティティは、リクエストの現在の状態を表すものと、状態モニタへのポインタ、あるいはそのリクエストがいつ果たされるかをユーザが予期できる見積もりのどちらかを含むべきである。
あと、「Retry-After」というヘッダフィールドがあることも知った。
Retry-After レスポンスヘッダフィールドは、リクエストしているクライアントにそのサービスがどのくらいの時間利用不可能なのかを示すために、503 (Service Unavailable) レスポンスと共に使われる。 また、このフィールドはリダイレクトされたリクエストが発行される前にユーザエージェントが待たなければならない最小の時間を示すために 3xx (Redirection) レスポンスで使う事もできる。
Retry-Afterを指定するとブラウザが指定秒数後にリトライしてくれることを期待していいみたい(試してない)。
このヘッダを使って実装した方がよかったかもなあ。
■ やること
- 家賃
- 岡三
- 入庫
- スーツをクリーニング屋へ
- ズボンを洗う
2007年06月28日(木) [長年日記]
■ [service][life] Amazonアソシエイトから初ギフト券を受領
Amazonからメイルで1800円あまりの謎のギフト券が届いた。どうやらAmazonアソシエイトの紹介料のようだ。
登録してから苦節4年、やっと紹介料を貰うことができた。本を買っていただいた皆さま、ありがとうございます。
紹介料の仕組みを理解していなかったのでメモ。
- 紹介料の受け取り方法はAmazonギフト券と銀行振込の2種類から選べる。
- Amazonギフト券で受け取る場合は、紹介料が1500円以上貯まらないと受け取れない。銀行振込の場合は5000円以上貯まらないと受け取れない。
- 銀行振込の場合は手数料300円を引かれる。
- Amazonギフト券の有効期間は1年間。
■ やること
家賃- 岡三
- 入庫
- スーツをクリーニング屋へ
- ズボンを洗う