2008年10月04日(土) [長年日記]
- あっという間に10月になってしまった。
■ [life][hard] PCを買った
家で使っているノートPCは5年前に買ったもの。今でも快調に動いているが、HDDの故障などが心配になってきたので今週新しいPCを注文し、今日届いた。5年前と同じくエプソンダイレクトから購入した。
買ったのは Endeavor MR3500 というスリムタイプのデスクトップPC。
BTOでカスタマイズした所をメモ。
- OS
- VistaではなくWindows XPにした。Vistaはまだ使ったことがなく悪い評判も耳にし不安だったので。VistaからのダウングレードなのでVistaのCD-ROMも付属している。
- CPU
- Core 2 Duo E8400 (3GHz)。Core 2を使うの初めて。今エプソンのサイト見たらCPU値下がりしてた……。
- メモリ
- キャンペーンで値引きしていたので4GBにしてしまった。DDR3ってタイプで高いみたい。
- HDD
- 250GBにした。
キーボードとマウスは別で選んだ方がいいと思い買わなかった。ディスプレイも気に入ったものが選択肢になかったので別途購入することにし、Officeソフトなども今の所不要なので一切付けなかった。これで送料・消費税込み 121,065円 になった。
まだほとんど使っていないけれど、今の所音が静かでいい感じ。見た目も悪くない。
(追記)
tmediaにレビュー記事が載っていたのでメモ。
- 実力派の省スペースデスクトップPC「Endeavor MR3500」を試す (ITmedia +D PC USER)
■ [life][hard] 液晶ディスプレイを買った
最近は大きなモニタが主流のようだが、22インチなどは大きすぎて個人的にはあり得ないと感じる(すぐに慣れるらしいけれど)。17インチで十分なのだが、そうすると解像度が1280x1024しかでないようだ。ノートPCは15インチで1400x1050なのになんでや。
19インチでも1280x1024のまま、19インチワイドだと1440x900。どれもノートPCの解像度を超えていない。
20インチワイドでやっと1680x1050になる。20インチなんてでか過ぎるよなと思ったが、大きさを調べてみると縦の長さは17インチとそれ程変わらない。17インチを横に長くしたのが20インチワイドだと考えていいようだ。わかりにくい。
というわけで、サイズは20インチワイドに決定。
次に気になったのは入力インタフェース。MR 3500のデジタル出力は標準的なDVIではなく次世代のHDMIだった。大きなサイズだとHDMIの入力端子が付いているモニタも多いようだが、20インチだとBenQのX2000WとiiyamaのPLB2006WSしか見つけられなかった。iiyamaの方は光沢のあるグレア液晶なので却下。BenQは価格もスペックも問題ないが、Amazonでの評価が低いのが気になってしまった。
モニタ側がHDCPに対応していれば問題なくHDMIをDVIに変換できるようだったので、HDMI入力は条件から外して探した結果、iiyamaのPLE2002WSと三菱のRDT201WLMの一騎打ちとなり、結局安い方のiiyama製をAmazonで22,800円で買った。在庫残り1台でギリギリ買えた。
PCに付属していたHDMI-DVI変換コネクタとモニタに付属していたDVIケーブルを使って、無事にデジタル接続ができた。ノートPCに比べると液晶がまぶしい。これは調整するしかない。音質に鈍感なおれだがスピーカーはかなり貧弱な印象。それからモニタの電源インジケータの青い光がどうしても気になり、上からテープを貼った。
■ [windows] Windowsのセットアップ
今はMicrosoft Updateを使えるようにし、XPのSP3やIE7をインストールした所。この後インストールする予定のソフトをメモ。
- Firefox 3
- Sylpheed 2.5
- Explzh for Windows (まだ使ったことない)
AVG Anti-Virus Free Edition 8.0- Moon Secure 2 (AVGからMoon Secureに乗り換えてみることにした)
- GVim 7.2 (本家のバイナリでうまく動くのかな?KaoriYaは5月から更新されていないみたい。)
- FileZilla Client 3.1
■ やること
請求書
2008年10月10日(金) [長年日記]
- ずーーーっと忙しい。もー。
■ [windows] ファイル共有ができなかった
Windowsのファイル共有は難しいなあ。いつも手間取る。
できなかったこと
古いノートPCに作成した共有フォルダへ新しいPCからアクセスしようとしたができなかった。OSはどちらもWindows XP Professional SP3。「簡易ファイルの共有」機能はオフにしている。
新しいPCのエクスプローラのアドレス欄に「\\192.0.2.50」といった感じで古いノートPCのアドレスを入力すると、「\\192.0.2.50 が見つかりません。綴りを確認してもう一度実行するか、[スタート]ボタンをクリックし、[検索]をクリックして、項目を検索してください。」というようなダイアログが表示される。
ダイアログの指示に従い検索機能を使ってみても、何も検索されない。
ファイアウォールの確認
古いノートPC側のファイアウォールが怪しいので、まずそこを確認。[コントロールパネル]→[Windowsファイアウォール]→[例外]と辿った所に表示される「プログラムおよびサービス」欄に、「ファイルとプリンタの共有」という項目がありこれが怪しい。が、ここのチェックボックスは既にチェックされていた。
クライアント側でもファイアウォールの例外設定が必要なのかと思い、新しいPCの設定を確認したところ、「ファイルとプリンタの共有」はチェックされていなかったのでチェックしてみたが、共有フォルダを見つけられないことに変わりはなかった。
原因は「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」
その後も色々調べたんだがどこを調べていたのか忘れてしまったので端折ってうまくいかなかった原因を書くと、それは古いノートPC側で「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」がオフになっていたことであった。これは[コントロールパネル]→[ネットワーク接続]→[ローカルエリア接続]→[プロパティ]と辿って出るダイアログの真ん中の所に表示されるやつ。こんな重要そうな機能がオフになっていたとは。
このチェックボックスをチェックすると、あっさりと共有フォルダにアクセスできるようになった。なーんだ。
Windowsの気の利かないところ
- 最初のトライで表示されたエラーメッセージ「……が見つかりません。綴りを確認して……」が役に立たない。指示の通りにしても解決しなかった。
- 「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」がオフなのに共有フォルダを作れるところ。
■ [windows] フォルダのプロパティに「共有」タブが表示されない
上の問題を調べているときに、同時にこの件も調べていて余計に手間取ったのだ。
できなかったこと
新しいPCの方でも共有フォルダを作ろうとして、フォルダのプロパティ画面を開いてみたが、そこにあるはずの「共有」タブが存在しない。古いノートPCの方だとちゃんと「共有」タブはある。
こんなことを昔も体験した記憶がある。この日記に解決方法がメモされているべきだが、見つけられない。メモしていないようだ。なので今回はメモする。
原因はユーザの所属するグループ
新しいPCのログインユーザは「Users」グループに所属させていた。どうやらUsersグループには共有フォルダを作成する権限がないらしい。適当なページが見つからないので Windows Server 2003のヘルプ から引用:
Users ……また、ディレクトリを共有したり、ローカル プリンタを作成することはできません。……
えー、知らなかった(昔も体験しているので忘れただけか)。Power Usersに所属すれば共有フォルダを作れるようだ。
古いノートPCの方を確認したら、ログインユーザはPower Usersに所属していた。そうだったのか。
2008年10月11日(土) [長年日記]
■ [hard] キーボードを買った
PCを買ったがキーボードは買わずにいて、以前Aさんに貰ったPCに付いていたIBM製キーボードを使っていた。が、もっとコンパクトなキーボードが欲しいと思っていて、色々悩んだ末今週Amazonで注文し、今日届いた。
買ったのはダイヤテック社の マジェスタッチ テンキーレス 茶軸 かなあり キーボード。8779円だった。
ノートPCのキーボードのように無理やりコンパクトにしたのではなく、通常のフルキーボードからテンキー部分のみを無くした形になっており、おかしなキー配列に悩まされることがない。
このタイプのキーボードは意外に選択肢が少なく、これ以外だと東プレの Realforce くらいしか見当たらない。新宿のビックカメラにMajestouchとRealforceの両方が展示してあったので打ち比べてみたところでは、Realforceの方が良かった。キータッチがとても軽く快適で、音も静か。が、値段がMajestouchの倍くらいするのと、PS2/USBの変換に対応していないようなので、Majestouchの方を選んだ。
Majestouchの中でも種類が色々あって、茶軸/黒軸、日本語配列/英語配列、かなあり/かななし、を選べる。配列とかなはいいとして、軸の選択は悩んだ。試した感じでは、黒軸の方が音が静かだがキータッチが少し重い。その重さが気なって、茶軸の方を買うことにした。
茶軸はカシャカシャ音がするのがどうかなあと心配していたが、今使っていると音はするけど別に気にならない。キータッチも快適だし、よかった。
Back spaceキーに「←」と刻印されているんだけど、なんでこうしているのかな。見ただけだとカーソルキーと区別がつなかないじゃん。
■ [hard] マウスを買った
マウスも新調。5年前に買ったマイクロソフト製の「Basic Optical Mouse」で不満はないので同じものを買おうとしたが、今のラインナップにあるBasic Optical Mouseはおれの持っているものと見た目からしてだいぶ変わっている。今のものは安っぽく感じたので、Wheel Mouse Optical というものをこれまたAmazonで買った。1,626円。あっ、値下がりしているぞ。
5つボタンで値段も手頃な IntelliMouse Optical もよかったんだが、黒色で探していたので落選。
2008年10月12日(日) [長年日記]
■ [windows] msiファイルを管理者権限で実行する
Windows用のソフトウェアをインストールする際に管理者権限を要求するインストーラは多い。インストーラがexeファイルなら、エクスプローラから「別のユーザとして実行」メニューを使って起動することで管理者権限を使えるが、msiファイルだと「別のユーザとして実行」メニューが出てこなくて困る。
なんとかならないのかと調べたところ、Windowsには msiexec というコマンドが用意されていることを知った。
このコマンドと、runasコマンドを組み合わせて、コマンドプロンプトから
runas /user:管理者ユーザ名 "msiexec /i msiファイル名"
を実行したらうまくインストールできた。
2008年10月13日(月) [長年日記]
- ねんきん特別便来た。問題はなさそう。
■ [work] 少額減価償却資産の特例
買ったPCの経理処理を忘れないようにメモ。
PCは減価償却資産になる。国税庁サイトの 減価償却のあらまし によると、
1 使用可能期間が1年未満のもの又は取得価額が10万円未満のものは、その取得に要した金額の全額を業務の用に供した年分の必要経費とします。
2 取得価額が10万円以上20万円未満の減価償却資産については、一定の要件の下でその減価償却資産の全部又は特定の一部を一括し、その一括した減価償却資産の取得価額の合計額の3分の1に相当する金額をその業務の用に供した年以後3年間の各年分において必要経費に算入することができます。
3 一定の要件を満たす青色申告者が、平成18年4月1日から平成22年3月31日までに取得した取得価額10万円以上30万円未満の減価償却資産(上記 (注2)の適用を受けるものを除きます。)については、一定の要件の下でその取得価額の合計額のうち300万円に達するまでの取得価額の合計額をその業務の用に供した年分の必要経費に算入できるという特例があります。
とのことで、今回買ったPCは10万円以上20万円以下なので上の2か3を適用できる。
前にPCを買った際は2を適用して3年かけて費用化したが、今回は3の特例を活用したい。確定申告に関する手引き等 にある「平成19年分青色申告の決算の手引き(一般用)」を読むと、3ページに
- 少額減価償却資産
- 一定の中小企業者に該当する青色申告者が、取得価額10万円以上30万円未満の少額減価償却資産(上記の「一括償却資産」の適用を受けるものを除きます。)を取得等し、その業務の用に使用した場合には、減価償却費の計算をしないで、業務の用に使用した時にその取得価額をそのまま必要経費に算入することができます。ただし、業務の用に使用する年において少額減価償却資産の取得価額の合計額が300万円を超える場合は、その取得価額の合計額のうち300万円に達するまでの取得価額の合計額を限度とします。※ この適用を受ける場合には、決算書3ページ「摘要」欄に「措法28の2」と記載します。
と説明があった。ということで、
- 購入時点で「工具器具備品 12万円/現金 12万円」のように仕訳
- 決算時点で「減価償却費 12万円/工具器具備品 12万円」のように仕訳
- 決算書3ページ「摘要」欄に「措法28の2」と記載
とすればいいように思う。