メモの日々


2011年07月08日(金) [長年日記]

[vim] Vim 7.3をコンパイルした

Vim 7.3をコンパイルしたのだけれど、そのときのconfigureの設定をちょっとメモ。

CC=gcc ./configure --prefix=/home/kenichi \
                   --enable-pythoninterp=dynamic \
                   --enable-rubyinterp \
                   --enable-multibyte \
                   --disable-gui

2011年07月13日(水) [長年日記]

[c++] deleteしないshared_ptr

deleteしないshared_ptrを使いたいと思ったのだけれど、そんなのが欲しい状況というのはおかしいのかなあと悩んだ。

boost::shared_ptrのマニュアルの「Smart Pointer Programming Techniques」という章に

という項目があって、そこにshared_ptrへ何もしないdeleterを設定する方法が載っていたので、こういうのもアリなんだなと安心した。

[c++] boost::shared_ptr#reset(Y* p)を呼んだときのdeleterの扱い

boost::shared_ptrのドキュメントを読んで、deleterを指定して作成したshared_ptrに対してdeleterを指定しないreset(Y* p)を呼んだらdeleterはリセット(デフォルトのdeleterがセット)されそうに思ったけど、はっきりしなかったので試した。

#include <iostream>
#include <boost/shared_ptr.hpp>

class A {
private:
    int i;

public:
    A(int i) : i(i) {}
    ~A() { std::cout << "Destructing A(" << i << ")" << std::endl; }
};

struct NullDeleter {
    void operator()(const A*) const {}
};

int main() {
    boost::shared_ptr<A> a(new A(1), NullDeleter());
    a.reset(new A(2));
}

結果、

Destructing A(2)

とだけ出力されたので、A(1)はdeleteされないけどA(2)はdeleteされており、deleterはリセットされていた。


2011年07月14日(木) [長年日記]

  • 早朝のサッカーを観ようと早く寝た。が、変な夢を見てすぐに目覚めてしまいあまり眠れず。
  • 夢でもサッカーをテレビで観ていて、日本が勝っていた。が、これはバレーボールの試合かもしれないと思いながら観ていた。サッカーとバレーボールの区別がつかなくなってしまう夢怖ろし。

[サッカー] 女子ワールドカップ 準決勝 日本vsスウェーデン (フランクフルト)

日本は初の準決勝に進出している。ここまでは、グループリーグでニュージーランド、メキシコに勝利、イングランドに敗北。トーナメント1回戦は丸山の素晴らしいゴールでドイツに勝利。

日本の先発は

        安藤(デュイスブルク)   川澄(神戸)
  宮間(岡山)                           大野(神戸)
            澤(神戸)           阪口(新潟)
鮫島(ボストン) 熊谷(浦和) 岩清水(日テレ) 近賀(神戸)
                     海堀(神戸)

ここまではずっと永里が出ていたが今日は川澄と交代。4年前のドイツ戦と同じなのは澤、宮間、岩清水、近賀の4人か。相手のスウェーデンはFWシェリーンが脅威。

立ち上がりはミスが目立った。スウェーデンは日本のバックパスを狙っていて危険。途中からは日本のパスがよく回るようになって、スウェーデンを圧倒。川澄はよく走って効いている。シェリーンは体調が万全じゃないようでほとんどボールに触れず問題なし。が、支配しているのにリードできずもったいない前半。

後半も日本が支配。スウェーデンはオーストラリア戦は強いと思ったけど、疲れの影響か後半は特に弱かった。


2011年07月18日(月) [長年日記]

[サッカー] 女子ワールドカップ 決勝 日本vsアメリカ (フランクフルト)

決勝で当たるはランキング1位のアメリカ。FWワンバクに注意。

日本の先発は準決勝と同じ。立ち上がり、アメリカがガンガン攻めてきて日本は防戦一方。頼みの阪口の所でもボールが収まらず苦しい展開。しかし、ギリギリの所でアメリカのシュートが入らない。何故か入らない。どうして入らない。日本も段々慣れてきたのか、少しずつチャンスを作れるようになった。それに伴いアメリカの出足も弱まり互角の戦いに。しかし、準決勝のヒロイン川澄が消極的な動きで今日は全然効いてない。前線では安藤の頑張りだけが目立つ。でも安藤は点取れる感じがしないんだよなあ。

後半。日本の入り方は悪くない。川澄の動きが格段に良くなった。交代するなら川澄と思っていたけど、後半の動きだと代えられない。結局大野→丸山、安藤→永里の同時交代がなされた。前半は大野安藤のコンビでチャンスを作っていたけれど、まあ妥当な交代と感じた。永里が前で頑張ってチャンスを作りかけたが、そこから逆襲のロングパスを通され、途中出場のモーガンに先制点を奪われてしまう。昔観たカシラギのゴールを思い出した。

しかし日本の動きも悪くなく、点を取れそうな雰囲気はある。そして、右サイドの川澄から縦に永里へパス、そこからのクロスに丸山がつぶれ、左サイドから走り込んできた宮間の足元へボールが入る。それを宮間がワンタッチで格好よく決めた。すごいぞ。その後はあまり覚えてないな。後半の最後はアメリカのパワープレーにヒヤヒヤしたが、何とか耐えて延長へ。

延長戦は中盤にスペースができて点を取れそう。んが、アメリカも日本のサイドを攻め、延長前半の終わりに、左サイドからのクロスをワンバクにヘッドで決められてしまう。ここまで熊谷がよくワンバクを抑えていたが、一瞬フリーにしてしまった。

延長後半、日本も諦めずに攻める。そして、岩渕が交代の準備をする中、コーナーキックを澤が神懸り的に合わせて同点に。すげーーー。その後日本のゴール前で岩清水のスライディングにレッドカードが出され、岩清水は退場になってしまう。そのファールに対するフリーキックを凌いで、同点のままPK戦へ。追いついた日本の方に勢いがある。宮間が遠藤ばりに決め、最後は熊谷が決めて日本の勝利。ワールドカップで優勝しちゃった。