2021年12月03日(金) [長年日記]
■ [windows] PowerShellでcat, head, tail, tail -f, 文字エンコーディング指定
PowerShell上でcatはGet-Contentのエイリアスになっている。 このGet-Contentには次のようなオプションがあるということをメモ。
- 先頭部分のみ取得: -TotalCount <行数>
- 末尾部分のみ取得: -Tail <行数>
- 追記を待機(tail -fみたいなの): -Wait
- 文字エンコーディング指定: -Encoding <エンコーディング名>
使える文字エンコーディング名はPowerShellのバージョンによって違うみたい。エラーメッセージ内に使えるエンコーディング名が記されていた。小文字でもOK。
Get-Content : パラメーター 'Encoding' をバインドできません。値 "utf-8" を型 "Microsoft.PowerShell.Commands.FileSystemCmdletProviderEncoding" に変換できません。エラー: "識別子名 utf-8 は有効な列挙子名に一致しません。次のいずれかの列挙子名を指定して再試行してください:
Unknown, String, Unicode, Byte, BigEndianUnicode, UTF8, UTF7, UTF32, Ascii, Default, Oem, BigEndianUTF32"
2021年12月07日(火) [長年日記]
■ [windows] ストレージのサイズを拡張する
Windows Serverのストレージのサイズ拡張をする機会があったのでちょっとメモ。
前提として、WindowsはVMでストレージの追加は終わっている。追加された空き領域をWindowsから使えるようにしたい。
設定にはdiskpartコマンドを使った。
- データボリュームを拡張する (docs.microsoft.com)
を参考に、次のようにした。
DISKPART> select disk 0 Disk 0 is now the selected disk. DISKPART> select volume 0 Volume 0 is the selected volume. DISKPART> list volume Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info ---------- --- ----------- ----- ---------- ------- --------- -------- * Volume 0 C NTFS Partition 63 GB Healthy Boot Volume 1 FAT32 Partition 100 MB Healthy System DISKPART> extend DiskPart successfully extended the volume. DISKPART> list volume Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info ---------- --- ----------- ----- ---------- ------- --------- -------- * Volume 0 C NTFS Partition 255 GB Healthy Boot Volume 1 FAT32 Partition 100 MB Healthy System
diskpart上にて、ディスクを選択して、ボリュームを選択して、extendを実行しただけ。
diskpartからはボリュームだけでなくパーティションも操作できて、ボリュームの拡張とパーティションの拡張に違いがあるのかを理解できていない。
2021年12月08日(水) [長年日記]
■ [windows] DockerでWindowsコンテナのストレージサイズを拡張する
Windows Server上で動いているDockerコンテナのストレージサイズを拡張する方法をメモ。
Windowsコンテナのストレージが20GBしかなかったので、それを拡張したかった。コンテナのストレージサイズはイメージとは独立にdockerdが決めているようだ。Windowsでのdockerdの設定方法は次に説明があった。
- 構成ファイルを使用して Docker を構成する (docs.microsoft.com)
Windows で Docker エンジンを構成するには、構成ファイルを使用する方法がお勧めです。 構成ファイルは、'C:\ProgramData\Docker\config\daemon.json' にあります。 このファイルがまだ存在しない場合は、作成できます。
ストレージサイズの設定方法は次に書かれている。
- デーモンのストレージドライバー (matsuand.github.io)
Windows において Docker デーモンは、イメージプラットフォームに応じて単一のイメージレイヤー向けストレージドライバーを提供します。 Windows イメージに対してはwindowsfilter、Windows 上の Linux コンテナーに対してはlcowです。
Windowsfilter 用オプション
sizeオプション
コンテナーが利用するサンドボックスを生成するために用いるサイズを指定します。 デフォルトは 20G です。
なので次のような内容のファイルを C:\ProgramData\Docker\config\daemon.json へ配置すればよい。
{ "storage-opts": [ "size=50GB" ] }
このあとdockerdを再起動してコンテナを立ち上げたらストレージサイズが増えた。
2021年12月09日(木) [長年日記]
■ [tdiary] tDiaryを5.2.0へバージョンアップ
10月にバージョンアップしたばかりだが、
- ruby 3.0でツッコミメールが送信されない (github.com/tdiary/tdiary-core)
の問題が発生していることに気づいたので5.2.0へバージョンアップした。
やったことは前回と同じなので書かない。ただ、前回のメモにopenBDプラグインのことを何故かメモしていなかったのでそれを前回のメモに追記しておいた。