メモの日々


2012年08月06日(月) [長年日記]

[サッカー] ロンドンオリンピック 女子 準決勝 日本vsフランス (ロンドン)

勝てばメダル確定の準決勝。相手は直前の親善試合で完敗したフランス。日本の先発は前の試合と同じ。

立ち上がり10分までは日本が支配。ずーっと攻めていたがシュートまではいけない。10分にフランスにチャンスがきて、その後は一進一退。日本はあまりリスクを負わずDFに戻してやり直すことが多い。フランスが日本のDFにプレッシャーをかけてこないので楽だ。しかし守備を固めるフランスに対し全くシュートを打てない。対するフランスはパワーとスピードで突破してきて何度かシュートを打ったが、工夫がなくそれ程怖くない。そして30分、距離のあるFKを宮間が力強く蹴り、それをGKが弾いてしまう。そこへ大儀見がしつこく詰めてゴールへ押し込んだ。その後はフランスも攻めてくるが日本は守備に人数をかけて守る。前半は守りあいの退屈な試合。日本のシュートは1本だけだった気がする。

後半、3分に再び宮間の遠目のFKを阪口がDFの間に上手く入ってヘディングで素晴らしいシュートを決めた。その後、川澄のパスを受けた大野がエリア内で自分の切り返しに自分で対応できずコケたり。フランスは2人を交代をして調子が出てきた。日本は下がり過ぎなのか、一方的に攻められてしまう。フランスはらしいパス回しからシュートの雨あられ。日本は福元の左手一本でのキャッチなどで凌いでいたが、後半30分、鮫島のサイド深い所から速いクロスを上げられゴール正面からボレーシュートを決められてしまった。そのすぐ後にはエリア内で阪口が相手を倒してしまいPK献上。しかしそのPKをフランスはゴール右へ外してしまう。日本は失点前に大野を安藤へ交代していた。しかし安藤は攻撃で機能せず、大儀見頼みだけではうまくいかず日本は全く攻められない。全く攻められないー。阪口を田中に代えて守備の立て直しを図るが、フランスは長身ルナールを前に残してパワープレイ。やられるのは時間の問題だ、と思った後半45分に大儀見がDFの裏に抜けGKと一対一に。上手いシュートを打ったが右のバーに当たって入らず。その後何とか凌ぎ切って決勝進出。