2005年03月08日(火) [長年日記]
■ [soft][dev] CVS Monitor 0.6.3を使ってみた
インストール
FreeBSDのportsにあったので簡単インストール。ただ、やたら色々なモジュールを必要とし、perlも5.6に切り替えさせられた。
初期設定はウェブブラウザから行うようになっておりあまり迷わずできる。リポジトリの情報はpserver経由で取得するようになっていた。だから外部のリポジトリの情報も取得できるが、同一マシン上の情報を取得するにもpserverを立ち上げる必要があるようだ。
日本語対応
使ってみると日本語が文字化けした。modules/CVSMonitor.pm 内に
# Define the character set to use. # Installations for non-default character sets can # customise the character set on an application-level basis here. $CHARSET = 'ISO-8859-1';
とあるのでここの$CHARSETの値を変えればよさそうだが、ここを変えても生成されるHTML内のmetaタグにあるcharsetが変わるだけでHTTPヘッダでは相変わらずcharsetにISO-8859-1が指定されてしまい文字化けしたままだった。で、modules/AppLib/Page.pm に次の修正をすると解決した。
--- Page.pm.org Mon Mar 7 21:54:28 2005 +++ Page.pm Fri Mar 4 22:03:30 2005 @@ -161,6 +161,8 @@ push @params, '-cookie', $cookies; } + push @params, '-charset', $CVSMonitor::CHARSET; + # Method form throws warnings sometimes, always use function form CGI::header( @params ); }
CVS MonitorのBTSに「Changing charset is not working」というバグがopenな状態であったので、この修正を書き込んだら採用してもらえた。
使用感
やはりコードのブラウズはできなくて、加えられた修正をトラックするために使うもののようだ。…と思っていたのだけど、「Annotation」というリンクがあることに気づいた。これでcvs annotateの結果を見れるのでコードの内容を見れた。ナビゲーションが分かりにくいかも。
色々な機能があるように見えたけど、コミットログとコミットされたファイル一覧を見れるだけだった。差分の表示も素朴(diffの出力そのまま)。グラフがあるんだけど横軸が月単位固定なのである程度長期の開発にならないと意味がない。コミットログの内容を検索できるのでそれは便利かもしれない。日本語の検索も問題なさそう。
■ やること
- リンク元のスリム化
- tDiaryバージョンアップ
- FSWikiバージョンアップ
- オーブンレンジ用べんり棚
- ブラウンの安い電動歯ブラシ買う