2009年03月05日(木) [長年日記]
■ [unix][soft][windows] Sambaをインストールした
いちいちsftpで転送していたが面倒になってきたので、久しぶりにSambaをインストールした。対象はCentOS 5でyumを使ってインストール。設定したことをメモ。
ユーザの追加
Sambaへユーザを追加する必要がある。
# smbpasswd -a kenichi
でOK。
(追記) Samba 3からはsmbpasswdではなくpdbeditコマンドを使う方がいいみたい。
サービスの起動
インストールしただけではSambaのサービスプロセスは起動しない。
# /etc/init.d/smb start
で起動。
が、ホームディレクトリを閲覧できない
これでWindowsからCentOSマシンを見られるようになったが、そこに表示されているkenichiフォルダを開こうとすると
\\xxx\kenichi にアクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
ネットワーク名が見つかりません。
というエラーダイアログが表示されてしまう。
SELinuxの設定を変更
設定がおかしいのだろうと /etc/samba/smb.conf ファイルを眺めていたら、先頭のコメント部分に「SELINUX NOTES:」というセクションがあり、そこに
# If you want to share home directories via samba please run: # setsebool -P samba_enable_home_dirs on
とあったので意味も分からずこのコマンドを実行したら、Windowsからホームディレクトリを閲覧できるようになった。setsebool コマンドは /usr/sbin にある。
プリンタの設定を削除
Windowsから「プリンタとFAX」というアイコンが見えるのが気に入らなかった。マニュアルに
[printers] セクションが設定されていると、ユーザは、 ローカルホストの printcap ファイルで設定されている各プリンタに接続することが可能となる。
と書かれていたので、このセクションを設定しなければ表示されなくなるのではないかと考え /etc/samba/smb.conf から当該個所をコメントアウトしたら、「プリンタとFAX」は表示されなくなった。
CUPSのエラーが出ていた
/var/log/messages を見てみたら、
Unable to connect to CUPS server localhost:631 - 接続を拒否されました
というエラーがたくさん出力されていた。ribbon の日記に
この現象は printing = bsd にすれば直るのだが、それもなんか変な話。
と書かれていたので printing = bsd を追記してみたらエラーログは出力されなくなった模様。
■ やること
- 請書