2006年09月13日(水) [長年日記]
■ [unix] Linuxのチューニング
日経Linux 10月号でカーネルのチューニングが特集されていた。ちょっとメモ。
スケジューラ
カーネル2.6ではO(1)スケジューラが使われている。sched_setschedulerを使うとプログラムのスケジューリングアルゴリズムを変更できる。
I/O
I/OスケジューラはCFQ、deadline、anticipatory、noopの4つを選択できる。nr_requestsパラメータでI/Oキューの長さを設定できる。
メモリ
vm.dirty_background_ratio、vm.dirty_ratio、vm.dirty_expore_centisecs、vm.dirty_writeback_centisecsパラメータでpdflushデーモンの挙動を制御できる。
ネットワーク
tcp_rmem、tcp_memで受信バッファとソケット用のメモリ量を設定できる。
ツール
readprofileやOprofileでカーネルのプロファイリングができる。
■ [db][soft] 「Toad Data Modeler」 (CHARONWARE)
With the FREEWARE version of Toad Data Modeler - database design tool, you can create complex entity-relationship diagrams (ERD) for more than twenty databases. You can visually draw new diagrams and generate SQL scripts based on the ER diagrams automatically.
ER図を描けるようだ。capsctrldaysより。
■ [book] 巨大バッタの奇蹟 (室井 尚)
読んだ。巨大バッタバルーンの横浜グランドインターコンチネンタルホテルへの取り付けプロジェクトの舞台裏が描かれている。このバッタは当時のTVニュースで観た記憶がある。このあどけない顔の子供バッタがその巨体で多くの大人達を振り回していたのだな。
非常に多くの関係者がいる割りに動くお金が少なめなのはビジネスではなくアートだからか。バルーンを作ったF社は本の中で随分たたかれているが、F社もかなり頑張っている。F社というのは風船工房 匠という会社のようで、その後も色々なプロジェクトで活躍しているようだ。社長のインタビューも見つけた。
著者の室井さんのブログもあって、これを見るとバッタは今でも健在で今年の10月にも公開されるみたい。
■ [life] 無線LANが使えないとき
借りているThink Padで無線LANを使おうとしたがなかなか使えるようにできず困っていた。
で、デバイスマネージャから無線LANアダプタのプロパティを開き、「詳細設定」タブにある「Radio On/Off」がOffになっていたのでそれをOnに変更したら使えるようになった、ということをメモ。
■ やること
- デザイン変更
- 保険