メモの日々


2021年01月06日(水) [長年日記]

[windows] Windows 10で「休止状態」を無効にしてCドライブの空き容量を増やす

Cドライブの空き容量が少なくなってきたのを何とかしたい。

c:\hiberfil.sys ファイルが巨大だなと思い調べると、このファイルはWindowsの「休止状態」機能を無効にすれば消えるようだった。休止状態機能というのは、スリープよりも電力使用量が減るモードのようだが、

休止状態

このオプションは、ノート PC を対象にして設計されたものであり、すべての PC で使用できない場合があります

とあるのでデスクトップPCでは無効にしてもよさそう。

現状の確認

powercfgコマンドで現状の確認や設定の変更ができる。現状は次のようだった。

>powercfg /a
以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です:
    スタンバイ (S3)
    休止状態
    高速スタートアップ

以下のスリープ状態はこのシステムでは利用できません:
    スタンバイ (S1)
        システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    スタンバイ (S2)
        システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    スタンバイ (S0 低電力アイドル)
        システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    ハイブリッド スリープ
        ハイパーバイザーはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

休止状態機能をオフにする

powercfg /hibernate off

を実行(管理者権限が必要)することで休止状態機能をオフにできる。

その結果、次のようになった。

>powercfg /a
以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です:
    スタンバイ (S3)

以下のスリープ状態はこのシステムでは利用できません:
    スタンバイ (S1)
        システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    スタンバイ (S2)
        システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    休止状態
        休止状態は有効にされていません。

    スタンバイ (S0 低電力アイドル)
        システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    ハイブリッド スリープ
        休止状態は使用できません。
        ハイパーバイザーはこのスタンバイ状態をサポートしていません。

    高速スタートアップ
        休止状態は使用できません。

高速スタートアップも無効になったので、起動時間が長くなりそうだけれど仕方ない。

これでCドライブの空き容量が少し増えた。